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相手に与える印象において重要な「目」には「つり目」や「たれ目」があります。どちらも与える印象は異なりますよね。とくに「たれ目」は好感度を与える芸能人が多く女性から人気です。しかし、「たれ目」の手術は正しく行わないと効果が出にくいため、変化がないとトラブルに繋がるケースがあります。今回は、なぜたれ目形成の手術は効果出にくいのかを解説していきます。

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患者様からのお悩み

たれ目形成と目尻切開、の手術をやりました。だけど、ほとんど変化がありません。高い金額を払って手術を受けたのですが、実際こんなものでしょうか。目頭切開は印象が変わりました。
「たれ目形成手術は、ほとんど効果がないと結論が出ているため、失礼ながら、まともな病院では実施していません。

たれ目形成は傷痕が残ります。
また、あまり効果はありません。
そのため、実施しているクリニックが少ないのが実情です。」

というコメントを見ましたが本当ですか・・・(;_;)??

※患者様からのご相談より

たれ目形成(下目瞼下制術)手術とは?

たれ目形成の手術は歴史の浅い手術

たれ目形成の手術は、開発されてから数年で歴史が浅い手術のです。
その為、正しい術式が浸透しておりません。

すなわち、正しい術式をわからないまま見様見真似で行っているクリニックが大多数だという事になります。因みに当院では、開発者のもとで技術を習得してきた医師より直接指導を受けてたれ目形成の手術を導入しております。

失敗が起きてしまう原因

技術的な内容はのちに解説していきますが、この手術は正しく行えないと術後アカンべーの様な状態になってしまいます。又、正しく行えない場合、少し変わったかな程度の印象しか与えることができないため、効果がないという事に繋がってしまうのです。

正しく行えない場合、効果を出そうとすればアカンベーの用になります。
正しく行えない場合、アカンべーにならないようにする為には、控えめな手術になるため、効果が出ません。
こういった理由で、たれ目手術を行ったのだけれども効果がなかったという失敗例が多いのだと思います。

なるほど!!
今では様々なクリニックで見かける“たれ目形成”の手術ですが、見様見真似で行っているクリニックもあるということには驚きです!
では、以上のことを踏まえて【たれ目形成の手術】について図を解しながら詳しく解説していきますね。

たれ目形成の手術効果は?

つり目を優しい印象に変える

以下の図のように、下瞼の外3分の1を下方に引き下げる事によって、下側に目を拡大させるのがたれ目形成手術です。
日本人はつり目の状態になっている方が多いため、下側に目を拡大させて、たれ目形成にすることで、目を大きくするだけでなく、優しい印象の目に作り上げる事が出来ます。

たれ目

二重術後に、更に目を大きくする

以下に当院で行った症例写真を掲載しておりますが、見て頂くとわかるように皆様とても綺麗に変化します。

その為、私もたれ目形成手術を、患者様に勧める事が多いです。
二重の手術は経験済みの方も多く、更に目を大きくしたいというニーズは少なくありません。
他院で二重幅を拡大して後悔している方も多いため、当院ではこのようなニーズの患者様にたれ目形成手術を勧めるケースは多いのです。

たれ目HP抜粋

このように、正しい医療技術を持っている医師であれば、しっかりと効果を実感していただける治療となっております。
また、個人差がありますが、1ヶ月経過した頃にはほとんどの方が傷痕は目立たなくなってきますのでご安心して頂けるかと思います。

たれ目形成の術式について

下げたい分だけ下瞼の皮膚を切除します

まずは表側の処置です。下記のイラストをご参考ください。
ご希望のたれ目形成の程度を伺い、皮膚の切除量を決めます。
下まつ毛の際に沿って切開し、予定したラインで皮膚を切除します。
その後、細い糸で縫合し、表側の処置は終了となります。
たれ目工程

結膜側のアプローチも重要

ご自身の指で目の下の皮膚を引き下げて頂くとわかるように、外側の皮膚を切除して皮膚を下方に引っ張るだけだとアカンベーの状態になってしまいます。その為、たれ目形成の手術を
正しく行うためには、結膜側(瞼の裏側)からのアプローチも併用しなくてはいけません。

では、結膜側からのアプローチについて説明していきます。
図のように結膜側からアプローチして、CPF(腱膜の一種)と言われる組織を縫い縮めます。
結膜側からも縫い縮める事によりアカンベー(外反)を予防します。

たれ目ここも

お分かりになったでしょうか?
たれ目形成の手術の正しい術式は、瞼の表側と裏側の両方から、下瞼を下方に引き下げるというのが正式な手術になります。

それでは、術式を理解したうえで、他院で行い効果が出なかったという理由について解説していきましょう。

他院の手術で効果が出なかった理由4つ

1、外側の皮膚しか切除していない

外側の皮膚を切除するだけというのは、手術手技的にはさほど難しくはありません。
手術手技的に難しいのは結膜側からの処理になります。結膜側からの処理が出来ない場合、表側の皮膚切除だけで効果を出そうとするとアカンベーの状態になってしまいます。
その為、皮膚を控えめに切除するだけの手術になります。

このパターンが他院で行って効果が出なかったという理由で一番多いパターンでしょう。
たれ目形成の手術は表側、裏側の処理を含めると2時間程度はかかる手術です。
他院のHPを見ていると手術時間が30分などと記載されているものを良く見かけます。そのような場合、おそらく表側の皮膚を切除しているだけなのではないかと想定されます。HP記載の手術時間などからも、クリニックが正しい術式で行っているかの判断材料になるかと思います。

2、どの程度、皮膚を切除してよいのかが判らない

どの程度の皮膚を切除すれば、どの程度下瞼が下がるのかという事に関しては、我々も習わなければわからない事です。開発者が沢山の手術症例を重ねる事により作り上げたデータがあります。又、外側3分の1を下げるにあたり、どのように皮膚を切除するかのデザインも習わなければわからない事です。
見様見真似で行うクリニックが多いため、こういった正しい手術マニュアルがない状態で行われている事も、効果が出ないという事に繋がっている理由の一つでもあります。

3、結膜側からの処理は難しい

結膜側に切開を入れ結膜を剥離していきます。
結膜の下の層にCPFと言われる組織があるのですが、このCPFは肉眼ではっきり同定するのは難しいのです。その為、結膜を正しく剥離出来ないとCPFを損傷してしまうため、結膜側から正しく引き下げることが出来ません。

これが正しく出来ないと、表側から皮膚切除により引き下げた外反(アカンベー)を防止することが出来ません。防止できなければ、アカンベーになってしまうか、あるいは皮膚を控えめに切除するかの選択しかありませんので、効果が出なかったという事に繋がってしまいます。

4、結膜側からの処理しかしていない

こちらのケースは少ないように思えますが、以前に他院の患者様でお伺いしたことはあります。結膜側からのアプローチでたれ目形成を形成するため、外反とは逆の内反という状態になってしまいます。内反とは外反の逆で、下まつ毛がない方に倒れこむことで、下まつ毛が目の中に入ってしまいます。

正直、結膜側からのアプローチを正しく行えるのであれば、外側のアプローチは比較的難しくはないので、何故このような処置をしているのかは不明です。
ケースとしては少ないかと思いますが、このように内側からのアプローチのみで行ってトラブルになっているケースもゼロではないという事です。
ただし、この場合は、後日皮膚を表側から切除すれば、原則改善できるとは思います。

5、CPFを同定せず裏から結膜だけを縫い縮めているケース

結膜側からCPFを処理するのは大変難しい手技となります。
その為、裏側からなんとなく結膜ごと縫い縮めているクリニックもあります。
このようなケースでは、すぐに元に戻ってしまいます。

たれ目形成手術を検討されている方へ

これから普及していく手術です

たれ目形成の手術は二重の手術と違ってまだまだ馴染の少ない手術です。
その為、患者様に提案すると、「そんな手術あるの?」と驚かれる事も少なくないです。
二重の手術は皆様もご存じのとおり、とても綺麗になるポピュラーな手術ですが、たれ目形成手術も非常に目が大きくなり可愛くなる手術なので、私自身とても良い手術だと思います。
今後、今以上に普及していく手術だと思っております。
しかし、その反面、まだまだ技術が浸透していない手術ですので、患者様もクリニック選びは慎重に行うと良いでしょう。

この記事で取り上げているたれ目形成の施術について、
詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

下眼瞼下制術(たれ目形成)(水の森美容外科 公式サイトへ)
目の総論(水の森美容外科 公式サイトへ)

    たれ目形成の手術を検討されている患者様にとって、今回の記事が良い情報になって頂ければ幸いです。

2017.04.10

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