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患者様からのお悩み

二重整形をしてから・・・

10代の頃に、切開法で二重にしました。元々は奥二重でした。

手術をしてもう10年近くになりますが、家族、友人、知人によく「眠たいの?」「眠たそうな目してる」と言われます。手術後1年経った頃からです。眠くはないんです。

鏡で見てみると半分くらい黒目が隠れている感じです。二重にする前はそんな事言われた事がありませんでした。
何故なのでしょうか?改善方法はありますか?

※※患者様からのご相談より

一人一人目の構造は違うという認識を持つことが必要

当たり前ですが、患者様の多くは二重の仕組みがどうなっているかという知識はないはずです。その為、多くの患者様が意識しているのは、二重の幅の広さや、二重の形です。
単純に広い二重にしたい、平行型の二重にしたいという希望の患者様が多いのです。

しかし、患者様の目の構造によっても作れる幅の限界値も違いますので、幅の広い二重に出来るか、自然な平行二重になるかは、患者様の目の構造によって違ってきます。
その為、患者様の目の構造を加味せず安易に広い幅で作りすぎると、このような失敗に繋がります。
二切違いがあるよ
上記は、二重切開法を受けられた患者様4名のお写真です。(※全て術後3ヶ月)

当院では、カウンセリング時にしっかりと二重のシュミレーションを行い、
患者様に最も適した二重幅をご提案させて頂いております。

二重の構造を熟知した医師かどうかを見極める目を付けましょう

広い二重を希望する患者様も多いため、医師も感覚が麻痺してきて、安易に広すぎる幅で作ってしまうケースが多いような気がします。

又、適切な二重幅をシュミレーションするには熟練した技量も必要ですし、二重の構造を熟知したうえで手術を行ってもいる医師も、意外と少ないのではないかという印象を受けます。
こちらの記事では二重のシュミレーションの大切さについても記載しておりますのでご参考にしてください。
せっかく二重の手術をしたのに、しっかりと食い込みません。 取れてますか?原因は何ですか?どうしたら良いですか。

行った手術が切開法である場合は、残念ですが修正は難しいでしょう。
埋没法の場合であれば、修正は可能な事が多いので、信頼できる医師に相談してみると良いでしょう。

幅選びが成功・失敗の分かれ道

二重の手術を受ける際に、患者様が最も気にしなくてはいけないのは、二重の幅選びです。
言うなれば、幅選びに始まり幅選びに終わるという位、幅選びが成功、失敗の分かれ道に繋がります。

又、幅を選ぶ際には、患者様も二重の仕組みというものを理解している必要があります。
仕組みをわからないまま、ただ広い二重にしてしまうと失敗に繋がるリスクがとても高くなります。

自分自身が二重の構造を理解した上で幅を決めていくことが重要

修正依頼に来院される患者様から話をお伺いすると、対して説明もないままに患者様の希望を聞いて単純に幅を決めているようなケースが多いようです。患者様は医療的な知識があるはずもなく、これでは失敗に繋がってしまうのも無理はありません。

当院での場合になりますが、まずは患者様に二重の仕組みを目の解剖からわかり易く説明していきます。そして希望のラインも含め、何パターンかの二重幅をシュミレーションして、それぞれの幅に対する説明を行っていくようにしています。
これらの事を理解したうえで、最終的にどのような幅を選ぶかは患者様次第になりますが、良く分からないで選ぶのと、良く理解して選ぶのでは全然違ってきます。

では、患者様がおっしゃる、「目を大きくしたい」「パッチリさせたい」とは何を指しているのでしょうか?
皆様なんとなくのイメージであって、どこをどうしたいという事を明確に答えられる患者様は少ないはずです。
以下に二重の仕組みから説明していきますので、興味のある方はご参考ください。

一重瞼・二重瞼の仕組み

一重の仕組み

瞼板(A)といわれる軟骨上の組織に、眼瞼挙筋(B)といわれる目を開く為の筋肉が付着しております。この眼瞼挙筋(B)が瞼板(A)を引っ張り上げることで開眼します。
瞼板(A)が引っ張られると相対的に瞼の皮膚は②の方向へ垂れ下がってしまう為、黒目は皮膚が覆いかぶさり、あまり見えていない状態になります。

一重のしくみ

二重の仕組み

二重になる方というのは、眼瞼挙筋が枝わかれして皮膚のほうまで伸びて付着しています。
このような構造の場合、眼瞼挙筋(B)が瞼板(A)を引っ張り上げ開眼する際に、同時に眼瞼挙筋(B)の枝が、付着している皮膚を引き込むため、図のように折り重なりが出来て二重となるのです。このときCの地点(瞼縁)が上に持ち上がることで、正面から見て黒目が大きく見えるようになります。

要は、一重の時には垂れ下がってしまっていた瞼の皮膚を、眼瞼挙筋の枝が付着している部分の皮膚を引き上げることで、正面から見て黒目が大きく見えるようになるのです。

二重のしくみ

このように、二重になることで黒目がしっかり見えるようになることが、パッチリといわれる状態なのです。

二重幅と黒目の関係性とは?

幅を広く作りすぎると何故パッチリしないのか

次に幅を広く作りすぎると、何故パッチリしないのかを説明します。
以下の図を見てわかるように、皮膚が食い込んでいけるスペースには限りがあります。
このスペースはアイホールといいます。

eyeホール

このアイホールが狭い方の場合、広い幅で作成してしまうと食い込んでいく事が出来ないため、食い込めなかった分だけ、眼縁の位置が下がり黒目が見えなくなってしまいますね。
パッチリどころか眠たそうな目になってしまうのです。

ぱっちり
二重が食い込む事で、瞼縁の位置も上がり黒目をしっかり見えている。

眠たそう
骨にぶつかって二重が食い込む事ができないため、
瞼縁の位置が上に上がらず黒目が見えていない状態。

以上の事より、アイホールの広さ次第で施術可能な二重幅が決まって参ります。

二重術はメイク無しの顔を基本として幅のご提案をします

お化粧した時の二重幅に合わせると、スッピンでは不自然になってしまう可能性も

患者様が希望するイメージでのパッチリとは二重幅を広くする事なのか黒目を見せる事なのか、患者様自身も整理して考える必要があります。良くあるケースとして、普段アイプチで広い幅で二重にしていて、その上にメイクをかぶせて目を大きくしている方がいらっしゃいます。
そのような患者様が、アイプチで作っている二重幅で希望するケースがあります。
その幅で作成することは簡単ですが、必ず患者様には以下の事を伝えるようにしています。
広い幅で二重にして眠そうに見えている状態でも、そこにメイクをかぶせる事により目は大きく見えます。

ただし、スッピンでは不自然な眠たそうな目になります
本来、美容整形はスッピンでの顔を作成するものです。
スッピンでは不自然でもメイクをしていれば良いのであれば問題ないという、患者様の強い確信があれば良いのでしょうが、このような事をわからないで手術をするとイメージと違うなどの失敗に繋がってしまいます。

眠たそうな広い二重とは?【画像】

以下の写真は眠たそうな広い二重のメイクなし、メイクありの写真です。
見てのとおり、スッピンでは不自然な眠たそうな目でも、メイクしてカラーコンタクトなどを装着すると目全体としては大きく見えるのです。

1wメイク・メイクなし

最終的に、どのような幅を希望するかは患者様の好みです

中には、眠たそうになっても良いから広い幅で希望する患者様もいらっしゃいます。
感性は人それぞれですから、周りから見て眠たそうな不自然な二重でも、ご本人が気に入っているのであれば問題はありません。

しかし、良く分からないままに、安易に広い幅で作ってしまう事が、今回のような失敗に繋がっている原因と考えられます。

二重術を検討している方は、以下の点に注意してカウンセリングを受けましょう

1、カウンセリングでしっかり説明してくれる医師を選びましょう

修正依頼の患者様からの情報ですと、カウンセリングが数分で終わってしまうケースが多いようです。しっかり丁寧に説明をしてくれる医師を選びましょう。
出来れば、二重の仕組みからわかり易く説明してくれる医師ですと安心ですね。

2、幅選びは慎重に

希望の幅以外にもシュミレーションしてもらい、それぞれの幅について医師からのアドバイスを受けましょう。医師任せにせず、ご自身も良く理解して選ぶことが大切です。

3、カウンセリングの内容が商売的な時は、一旦冷静になって考えましょう

美容外科の中には、いかに高い手術に誘導するかという事ばかり考え考えカウンセリングしているクリニックも少なくありません。
「こちらの方が腫れません」「こちらの方が痛みが少ないです」などといって、大事な事をおろそかにして、商売目的でカウンセリングをする医師は避けて下さい。

こちらの記事も参考にすると良いでしょう。
色々なネーミングがついている埋没法、実はどの手術も差異はないのです

この記事で取り上げている二重の施術について、
詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

二重手術「埋没法」の施術(水の森美容外科 公式サイトへ)
二重手術「切開法」の施術(水の森美容外科 公式サイトへ)
目の総論(水の森美容外科 公式サイトへ)

    大事なお顔を扱う美容整形の手術ですので、良いクリニックを選び、満足いく結果に繋がると良いですね。
    安易な広告のキャッチフレーズに惑わされず、自身でも良く知識を身につけて医師を選びカウンセリングを受けることが大事です。

2017.04.09

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