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患者様のお悩み

二重の切開法をしました。でもラインが明らかに薄くなってきていて取れてる気がします。切開法が取れることってありますか?もう一度再手術はできるのでしょうか。
インターネット上で『二重切開で手術したのですが、ラインが取れてしまった』という書き込みをよく見ます。一生ものの二重が手に入る、絶対取れない、永久的などいわれている二重切開法。もし取れてしまった場合は手術に問題があったのではないか⁉︎失敗ではないか⁉︎と不安になってしまうのが患者様の心理です。このようなケース、先生の見解はどうなのでしょうか。
二重切開法でも、医師の適応見極め不足技量・手術法に問題があれば取れてしまう場合があります。多くの美容外科クリニックは二重切開のメニューを用意しており、美容外科の医師なら誰でも行えるように思えます。

しかし解剖学的な知識目の構造を全部熟知していない医師が手術を行うと内部処理が中途半端であったり、傷つけてはいけない筋肉を傷つけてしまうことがあります。

こういった場合には、二重切開をしても取れてしまったり、目の開きが悪くなってしまったりというトラブルにもなってしまいます。

また、従来の二重切開法ではどうしても内部処理が確実ではないため、一定の確率で取れてしまうケースもあります。
このようなトラブルにならないように、当院では、従来の切開法に様々な工夫を加えて、「取れない」かつ「ダウンタイムの少ない」かつ「キレイなラインを作成」する手術を行っています。

当院の切開法を行うにあたり医師は、解剖学的知識を熟知し、患者様の希望を伺った上でシュミレーションを行い提案していきますが、大事なことは医師の技量・解剖学を熟知した上での組織の同定(目を開ける筋肉と余分な組織の区別)が求められます。
つまり、

・医師の診察、シュミレーション不足
・医師の解剖学的知識の熟知、技量、手術法
(適切な内部処理)

これらの要点が全てクリアできた医師が行うことで「取れない」と言いきれる綺麗な二重まぶたを作ることができるのです。また、再手術はできますが、切開法の二重まぶたの完成は3ヶ月なので、3ヶ月後に行なうのが良いでしょう。

以下、二重の構造を交え、詳しく説明していきます。

二重の手術を行う前に大切なこと

取れない二重を希望して二重切開法を希望する患者様は多いのですが、二重の手術を行う前に大切なこと、二重の仕組み(構造)手術の種類について知ることが必要です。

まず一重まぶたの仕組み、二重まぶたの仕組みを理解されてから、二重切開方の手術、二重ラインが取れてしまった原因を読むと分かりやすいと思います。

①二重の正しい経過について説明しているか

一重の仕組み

瞼板といわれる軟骨(A)に眼瞼挙筋(B)といわれる目が開くための筋肉が付着しています。この眼瞼挙筋が瞼板を引き上げることで目が開く仕組みです。ここまではまだ一重の仕組みです。

では次に二重の仕組みについて説明します。

二重の仕組み

二重になる方は眼瞼挙筋の枝が皮膚ほうまで伸びて付着しています。
二重の方は眼瞼挙筋(B)が瞼板(A)を引き上げて目が開く際にまぶたの筋肉も一緒に引き込んでいきます。これが二重になる仕組みです。

この時(C)の地点(まぶた縁)が上に持ち上がることで黒目が大きく(ぱっちりした目)見えてきます。
つまり、眼瞼挙筋の枝を作ってあげることが二重の手術になります。

この二重の枝を作るための手術は、埋没法切開法の2つがあります。

ですが、この2つの手術は方法が異なるため、二重幅の仕上がりに差があります。

では、どんな違いがあるのか見ていきます。

②埋没法と切開法の違いを説明しているか

埋没法の手術は、二重にしたい位置と瞼板に糸をくくりつけて、つっかえ棒を作ります。このように糸をくくって行うのが埋没法です。この埋没法はただ単に糸で返しているだけなので、糸が緩んだり潜る場合があるため、若干二重になる位置が下がったり食い込みがゆるくなる場合があります。

これが二重埋没法の仕組みです。

一方で、切開法は緩んだりすることはありません

理由は、切開法の手術方法にあります。

切開法イラスト3

目の開ける仕組みに二重にしたい部分を確実に癒着させる必要があります。確実に癒着させるためには、瞼板前(脂肪)組織という必要のない組織をキレイに除去して癒着させる必要があります。そうすることで取れない二重まぶたを作ることができるのです。

二重切開法の手術についは後述で詳しく解説していきます。

組織の除去があまく、癒着のさせ方があまいとどうしても食い込みが弱い二重になってしまうことがあります。反対に組織を取る際に誤って眼瞼挙筋を傷つけると目の開きが悪くなってしまいます。また、この取れないまぶたの仕組みを作ったとしても、この構造にならない患者様がいらっしゃいます。まずは、それをきちんと医師がシュミレーションの段階で診察する必要があるのです。

二重切開法で取れてしまった原因

二重切開法でラインが取れてしまった原因は以下のことが考えられます。

①医師の診察、シュミレーション不足
②医師の技量、説明不足
③内部組織の不適切な処理

この3つについてお話ししていきます。

①医師の診察、シュミレーション不足

絶対取れない二重を手にいれたいそう願う女性にとって、二重切開法は魅力的な手術です。ですが、切開したのに取れてしまったことがるというケースが多いようです。

その理由のひとつとして、正しい二重(きちんと食い込む)の適切なシュミレーションが行われていない場合が考えられます。

シュミレーションの見極め不足で、切開法が適応ではない方に切開法をすすめてしまうケースがあります。

例えば、患者様によっては目の窪みが強かったり、目の開きが悪い方がいます。

前者の方には、まず窪みの部分にヒアルロン酸を入れてあげなければいけませんし、後者の方には、眼瞼下垂の手術をする必要があります。

このように患者様の持っているもともとの目の作りによっては、二重切開法では構造的に二重にならない方もいるのです。

つまり、シュミレーションは二重幅の提案だけではなく、通常の切開法で二重になるかどうかを見極めるためにも大切な行為なのです。

二重の目は、しっかり目が開いた時に二重になる部分が引き込まれてきちんと食い込みができることが大切です。

前述のように、眼窩脂肪(がんかしぼう)という脂肪のスペースがあり、この脂肪が奥に引っ込んでいると目の上が窪んでいる場合があります。
こうなると、二重にするための部分を引き込みたいけれど、窪みに皮膚が持って行かれてしまうので二重が浅くなってしまいます。この窪みが強ければ強いほど、もっと窪みに持っていかれてしまうので、二重ラインが浅いどころか二重の形を作れません
このような患者様にいくら二重切開法を行っても目の構造的に二重にするのは難しいでしょう。

まずは、目の窪みに対してヒアルロン酸を注入することが先決です。

または、目の眼瞼挙筋(筋肉)を縫い縮めることによって二重の食い込みを強くすることは可能です。この筋肉を縫い縮めることによって、ぐっと食い込んだ二重が作れます。なおかつ食い込んだ部分で下から押し上げてくれるので、窪むこともありません。すなわちこういう方に関しては眼瞼下垂という手術が必要になります。

このようなケースをシュミレーションできちんと見抜けないで二重切開法の手術を進めてしまうと、食い込みが浅い二重、二重のラインが取れちゃったという状況が起こります。
これは手術をする前の医師による最初のシュミレーションでの見極め不足が原因です。

目の上に窪みがある方、あるいは目の開く力が弱い方には適切な治療が必要になります。医師は最初のカウンセリング、あるいはシュミレーションでしっかり診察して見抜くということが大事です。

②医師の技量、説明不足

「二重切開=絶対取れない二重が手に入る」と思われていますが、実はそうではありません。
解剖学の知識に乏しく技術力のない医師が行った場合、切開をしたのに二重ラインが取れてしまったというケースは多々あります。

なぜそんなことが起こるのでしょうか。

考えられるもうひとつの原因には、内部処理が適切ではない ということが考えられます。

このようなことが起こらないためには、患者様自身も医師を選ぶ際にまぶたの解剖学を知っておく必要があります。

③内部組織の不適切な処理

では、手術の手技・やり方で取れてしまう原因を説明していきます。

目・二重のイラスト1【20170328】

目が開く仕組みは、瞼板が眼瞼挙筋に引っ張られて目が開きます。また、皮膚のすぐ下に眼輪筋があります。

目・二重のイラスト2【20170328】

二重にしたい部分の眼輪筋瞼板がしっかりついてくれることで、眼瞼挙筋が瞼板を引き上げる際に一緒に連動して食い込んだ二重ができます。つまり、目が開く仕組みにこの眼輪筋がしっかり癒着してくれると二重ができてきます。

ここで重要なのは、眼輪筋がしっかり癒着することです。眼輪筋と瞼板の間には、瞼板前(脂肪)組織という必要のない組織があり、この組織を綺麗に取ってあげることが必要です。これが二重切開法の内部処理です。

目のイラスト2【20170801】

しかし、ここで問題なのは瞼板前(脂肪)組織と眼瞼挙筋腱膜を見分けることです。この2つは肉眼ではなかなか区別がつかず、取りすぎてしまったというケースがあります。この眼瞼挙筋腱膜を誤って取ってしまうと今まで瞼板にくっついていたのが剥がれてしまうわけです。

剥がれてしまうと目を開ける力が弱くなってしまい眼瞼下垂になってしまう。むしろ、手術をすることによって目の開きが悪くなってしまうのです。

目のイラスト1【20170801】

かといって眼瞼挙筋腱膜を傷つけてしまうのが怖いからと、瞼板前(脂肪)組織を中途半端な処理で残し、瞼板前(脂肪)組織が残ったまま眼輪筋を癒着させると、引き込む力が弱いため二重を作っても食い込みが悪いのでラインが取れてしまう可能性が出てきます。これが一般的なクリニックの二重切開法の手術です。

この瞼板の上にある余分な組織(瞼板前(脂肪)組織)と眼瞼挙筋腱膜は肉眼では区別がつかないので、内部処理を行う際には眼の解剖学を熟知した医師でなければ傷つけてしまう場合があります。つまり、二重切開というのは医師にとってもハードルが高く技術力が必要な手術となるのです。

また、この内部処理をほとんど行わず、ただ切開して糸でぐるぐる縫合するだけの手術を私たちは切開埋没法とよんでいますが、このような手術を行うクリニックもあるので、クリニック選び・医師選びは慎重にされてください。

取れない二重の仕組みというのは目の開ける仕組みに対して、内部処理をしっかり行い、癒着するべき場所にしっかりくっついていること。

それが強固な二重まぶたの手術になります。

では、次に当院ではどのような技術で手術を行っているのか説明していきます。

「とれない」「失敗しない」手術のために

水の森美容外科独自の切開法

半永久的な二重を作るためには希望のラインで癒着させる必要があります。癒着というのは、傷が治る過程で組織が硬くなる現象で、通常1ヶ月から数ヶ月かかります。

この期間でしっかり二重の仕組みを固定できるかどうかで半永久的な二重ができるのですが、このラインを作るためにはきちんと内部処理ができているかどうかが大切で、仕上がりに大きく影響します。

目元3

当院では、まず切開した後に一度、瞼板前(脂肪)組織を全部取ります。
全部取ってしまうことで、眼瞼挙筋腱膜も一緒に取れてしまうので眼瞼挙筋が剥がれてしまいます。
この時点で瞼板前(脂肪)組織は全部ない状態です。
この組織がない状態で作りたい二重ラインの眼輪筋と瞼板を癒着させます。
この時に剥がれてしまった眼瞼挙筋腱膜をもう一度つなぎ直します。

この過程をわかりやすくいうと、一度バラバラにした組織をまた組み立ててつなぎ直すという方法です。

この手術方法は従来の切開法にある欠点を補うために、水の森美容外科で開発した術式でもあり、非常に高度なレベルで術式を完成させています。

この手術がしっかりできるには、細かい解剖学を熟知していないと難しいですし、一度バラバラにした組織を正確につなぎ直すという技術も必要になってきます。このつなぎ直す時につなぎ方がおかしいと目が開く時に目の輪郭がカーブして変形してしまったり、開きすぎてしまう場合があるので、正確につなぎ直すということが本当に重要になります。

つまり「取れない」永久的な二重まぶたを作るにはこの内部処理を適切に行い、まぶたの構造や知識、医師の技量や経験が必須となるわけですね。

目・二重のイラスト6【20170328】

ほとんどのクリニックは「切開埋没法」だから

二重の手術方法はクリニックや医師によって変わります。今回のように「切開したのに片目のラインが明らかに取れている」という場合は、内部処理をしっかりできていない状態で組織と皮膚を留めてしまったことにあるかもしれません。

二重切開法をきちんと行っているクリニックは実は少ないのが現実。当院のような方法で行っているのは珍しいでしょう。したがって、切開法をやったのに取れてしまったというケースは他院だとあるのではないかなと思います。

その中でも一番良くないのは、切開埋没法です。
これは基本的には一応切開をするけれども、実はただ内部で埋没法をしているだけ、というもの。

もうひとつは切開をするけれど、瞼板前(脂肪)組織をなんとなく少し取って、なんとなく瞼板に糸をかけているだけ、というもの。

上記のやり方も切開埋没法のひとつですが、当然こういったことを行っていると二重ラインは浅く・弱くなります。

切開法でラインが取れてしまう原因の多くは、解剖学知識をしっかり熟知して、しっかりとつなぎ直すという医師の技量・手術法にあると考えられます。

このようなことが起こらないためにも、患者様自身も美容医療の正しい知識を持ち、信頼出来る医師を見極められるようにしましょう。

この記事で取り上げている二重の施術について、
詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

二重手術「切開法」(水の森美容外科 公式サイトへ)
目の総論(水の森美容外科 公式サイトへ)

2017.03.29

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